去年収穫して、種芋用に残していたジャガイモ「ポロシリ」。
春前に確認してみると、見た目はかなりしわしわで、触るとぶよぶよ。さらに白い芽がたくさん出ていて、しかもかなり長く伸びていました。
正直、この状態ではもう難しいかもしれないと思いました。
そのまま処分してもおかしくない見た目だったのですが、今回はあえて実験的にプランターへ植えてみることにしました。
結果から言うと、発芽し、地上部がしっかり育ち、最終的には小粒ながら収穫までたどり着くことができました。
この記事では、しわしわ・ぶよぶよになったジャガイモの種芋が本当に育つのかを、ポロシリで試してみた観察記録としてまとめます。
この記事は、家庭菜園で保存状態が悪くなったジャガイモの種芋を実験的に植えてみた観察記録です。
しわしわ・ぶよぶよの種芋は、状態によっては腐敗や病気のリスクもあるため、本命の栽培では健全な種芋を使う方が安心です。
今回は、筆者のプランターで見られた発芽・生育・収穫までの変化を記録しています。
・しわしわ・ぶよぶよのジャガイモ種芋を植えた記録
・ポロシリの植え付け条件
・状態の悪そうな種芋が発芽した様子
・発芽後の生育と葉が黄色くなったタイミング
・実際に収穫できた結果
・実験して感じたことと注意点
植え付け前の種芋はかなり厳しい状態だった
植え付け前のポロシリの種芋は、かなり消耗した印象でした。
- 表面はしわしわ
- 触るとぶよぶよ
- 白い芽がたくさん出ている
- 芽は細く、長く伸びている
見た目だけで言えば、かなり不安になる状態です。
保存中に芋本体の水分や養分が失われ、芽ばかりが伸びてしまったようにも見えました。
この時点では、「植えてもそのまま土の中で腐るかもしれない」という気持ちのほうが強かったです。
ただ、家庭菜園ではこうした“ダメ元”の観察も面白さのひとつだと思い、今回は本命栽培ではなく実験枠として使ってみることにしました。

ケロちゃメモ
見た目がかなり悪くなった種芋でも、すぐに答えを決めつけず、実験として観察してみると面白いんじゃ。ただし、本命栽培では元気な種芋を使う方が安心じゃケロ。
今回の植え付け条件
今回の植え付け条件は、以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 植え付け日 | 2026年3月8日 |
| 品種 | ポロシリ |
| 種芋の状態 | しわしわ、ぶよぶよ、白い芽が多数、芽は長い |
| 土の種類 | コンポスト堆肥 × 自分の畑の土少量 × 黒土 × 赤玉土 |
| 植え付けの深さ | 約10cm |
| 栽培方法 | プランター栽培 |
芽がかなり長く伸びていたので、折らないように気をつけながら植え付けました。
状態の良い種芋とは言えなかったため、収穫量はあまり期待せず、「まずは本当に芽が出るのか」を見る実験としてスタートしました。
まず驚いたのは、ちゃんと発芽したこと
植え付け後しばらくして、土の表面からついに芽が出てきました。
この時点でかなり驚きました。
植え付け前の状態が状態だったので、発芽までいけたこと自体がまず予想外だったからです。
しかも、芽は1本だけではなく、複数箇所から確認できました。
少なくとも今回の実験では、しわしわ・ぶよぶよになった種芋でも、発芽までたどり着ける可能性があることが分かりました。
もちろん、この段階ではまだ安心はできません。
種芋がかなり消耗しているように見えたため、その後に葉が開くのか、地上部が勢いよく育つのか、途中で失速しないかが次のポイントだと感じていました。

発芽後は想像以上にしっかり育った
その後の生育は、正直かなり意外でした。
発芽しただけで終わるのではなく、地上部はどんどん伸びて、最終的にはプランター全体に広がるほどに育ちました。
葉色も大きく崩れることはなく、全体としてはかなり元気な印象でした。
植え付け時の種芋の状態を思うと、ここまで回復したように見える生育になるとは想像していませんでした。
途中、葉に少し白っぽい食害跡のようなものも見られましたが、株全体の勢いを大きく落とすほどではありませんでした。
少なくとも地上部に関しては、「ぶよぶよ種芋由来とは思えないくらい普通に育った」というのが率直な感想です。

ケロちゃメモ
発芽しただけで終わらず、地上部がしっかり育ったのは面白い結果じゃ。見た目だけでは、植物に残っている力は分からないこともあるんじゃケロ。
葉が黄色くなってきたので、試しに引っこ抜いてみた
生育が進んだあと、葉が黄色くなってきたタイミングで、試しに株を引っこ抜いてみました。
すると、土の中には新しいジャガイモがしっかりできていました。
サイズとしては小粒中心でしたが、複数個を収穫できています。
植え付け前の種芋は、しわしわでぶよぶよ。
正直、そのまま終わる可能性のほうが高いと思っていたので、ここまで収穫までつながったのはかなり面白い結果でした。
今回の実験では、単に「発芽した」で終わらず、実際に新しい芋ができたところまで確認できたのが大きかったです。


収穫してみて感じたこと
今回の結果を一言でまとめると、しわしわ・ぶよぶよの種芋でも、条件次第では収穫までいけるということでした。
ただし、手放しで「傷んだ種芋でも大丈夫」とは言いにくいとも感じています。
今回できた芋は小粒中心で、収量も決して多いわけではありません。
つまり、今回の実験から感じたのは、次のようなことです。
- 完全にダメではなかった
- 実際に収穫はできた
- でも、本命の栽培としては安定しない可能性が高い
家庭菜園の実験としてはかなり面白い結果でしたが、安定してしっかり収穫したいなら、やはり健全な種芋を使うほうが無難だと思います。
今回は「処分するか迷うような種芋を、実験として植えたらどうなるのか」という観察として見るのがちょうどよさそうです。
今回の実験から分かったこと
今回の観察で、個人的に印象に残ったことを整理しておきます。
傷んだように見える種芋でも、完全には見限れないことがある
見た目がかなり厳しい状態でも、芽や生育の力が残っていれば、地上部を育てて収穫まで行くケースはあるようです。
今回のポロシリは、植え付け前の状態だけを見ると不安でしたが、実際には発芽し、収穫まで進みました。
発芽と収穫は別問題
発芽したからといって、必ず十分な収穫につながるとは限りません。
今回は収穫まで行けましたが、サイズや数はやはり控えめでした。
そのため、「芽が出たから成功」と考えるより、どこまで育つのかを段階ごとに見ていくのが大切だと感じました。
実験枠としてはかなり面白い
「これはもう無理かもしれない」と思ったものを、実際に植えて確かめてみる。
こういう観察は、家庭菜園の楽しさのひとつだとあらためて感じました。
もちろん、毎回うまくいくとは限りませんが、実際に試してみることで見えてくることがあります。
今回のポロシリは、その意味でかなり面白い実験になりました。
昨年の収穫物を次の栽培へつなげる面白さ
今回のポロシリは、去年収穫したものを保存し、翌年に種芋として植えてみた実験でした。
この「昨年の収穫物が、今年の栽培へつながる」という流れは、家庭菜園ならではの面白さだと感じます。
同じように、昨年収穫した落花生を今年植えて発芽した記録もまとめています。

また、家庭菜園で見えた「植物を次につなぐ」観察記録は、こちらの記事にもまとめています。

まとめ
今回は、去年収穫して保存していたジャガイモ「ポロシリ」の種芋を、しわしわ・ぶよぶよの状態からプランターに植えてみた記録をまとめました。
普通なら処分を考えるような見た目でしたが、実験として植えてみたところ、芽が出て、葉が茂り、最終的には小粒ながら収穫までできました。
今回の結果から言えるのは、しわしわ・ぶよぶよの種芋でも、条件次第では収穫までたどり着くことがあるということです。
ただし、収穫量やサイズは十分とは言えず、安定した本命栽培にはやはり健全な種芋のほうが向いていそうです。
それでも、「ダメかもしれない種芋を植えたらどうなるのか」という疑問に対して、今回の実験はひとつの実例になりました。
家庭菜園では、きれいに成功した栽培だけでなく、こうしたダメ元の実験からも学べることがあります。
同じように迷っている方の参考になればうれしいです。


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