以前、ホームセンターでジャガイモの種芋「ポロシリ」を見つけました。
ポロシリは、ポテトチップス用としても知られる品種です。
もともとジャガイモを育ててみたい気持ちはあったのですが、なかなか踏み出せずにいました。
そんなときに、ポロシリの種芋を見かけ、「これを育てたら本当にジャガイモが収穫できるのだろうか」と気になり、試してみることにしました。
今回は、ポテトバッグを使ってポロシリを袋栽培し、発芽から成長、収穫まで観察した記録をまとめます。
この記事は、筆者が実際にポロシリをポテトバッグで育てた家庭菜園の観察記録です。
発芽日数や収穫量は、植え付け時期、気温、日当たり、水やり、土の状態などによって変わります。
今回は、筆者の環境で見られた変化としてまとめています。
・ポロシリをポテトバッグで育てた記録
・袋栽培を始める前に準備したこと
・種芋の芽出しと植え付けの流れ
・20〜25日後、35日後、49日後、61日後の成長の様子
・97日後に収穫して感じたこと
・翌年のしわしわ種芋実験につながった流れ
ホームセンターでポロシリの種芋を見つけた
ポロシリの種芋との出会いは、ホームセンターでした。
前からジャガイモを育てたい気持ちはあったものの、プランターや土の準備を考えると、なかなか始めるきっかけがありませんでした。
そんなときに、ポテトチップス用としても知られるポロシリの種芋を見つけました。
「このジャガイモを育てたら、どんな芋ができるのだろう」
そう思ったのが、今回のポロシリ栽培の始まりでした。
袋を開けてみると、種芋は2個入っていました。

ポロシリの種芋は販売時期が限られることがあります。見つけたときに、植え付け時期や保存状態も確認しておくと安心です。
ケロちゃメモ
気になった種芋を見つけたことが、栽培を始めるきっかけになったんじゃ。家庭菜園は、こういう小さな興味から始まることも多いんじゃケロ。
ポテトバッグを使って袋栽培してみることにした
種芋だけでは育てられないため、後日、袋のままジャガイモを育てられるポテトバッグも用意しました。
ポテトバッグは、別途大きなプランターを用意しなくても、袋の中でジャガイモを育てられる栽培用の土です。
ジャガイモ栽培は土の量が必要な印象があったので、袋のまま育てられるのは初心者にはかなり始めやすいと感じました。
袋の裏面には育て方も書かれていて、初めてでも流れを確認しながら準備できました。

今回のように、プランターを別に用意せずにジャガイモ栽培を試したい場合は、袋のまま育てられるポテトバッグのような栽培用土も選択肢になります。
ポテトバッグの準備をした
ポテトバッグは、袋を開けてすぐにそのまま使うのではなく、まず水はけをよくする準備が必要でした。
袋の下部にある印の部分に穴を開け、水が抜けるようにします。
その後、袋の上部を2〜3回ほど折り込んで、作業しやすい形に整えました。
袋栽培は、プランターを用意しなくても始められる一方で、水はけの確保は大切だと感じました。
ジャガイモは土の中で育つため、湿りすぎや水はけの悪さには注意したいところです。
ケロちゃメモ
袋栽培は手軽じゃが、水が抜ける準備は大事なんじゃ。土の中で育つ植物ほど、水はけの状態も見ておきたいんじゃケロ。
植え付け前に芽出しをした
ポテトバッグの準備ができたら、すぐに種芋を植えたくなります。
ただ、今回の種芋は、買ってすぐ植えるのではなく、しばらく光に当てて芽が出るのを待ちました。
1週間ほど直射日光に当て、種芋から芽が出てくるのを確認してから植える流れです。
ある程度芽が出てから植えた方が、その後の生育を確認しやすくなると感じました。
家庭菜園では、植える前の準備段階から観察が始まっているのだと思います。
ポロシリの種芋を植えた
芽出しをしたあと、ポロシリの種芋をポテトバッグに植えました。
種芋は、袋の中の土を掘り、少し深めの位置に植えています。
植えたあとは、たっぷり水をあげて土になじませました。
その後は、土の表面が乾いてきたら水をあげるようにしました。
毎日必ず水やりをするというより、土の状態を見ながら管理する形です。
このあたりは、初心者でも比較的取り組みやすいと感じました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 品種 | ポロシリ |
| 栽培方法 | ポテトバッグを使った袋栽培 |
| 種芋の数 | 2個 |
| 水やり | 土の表面が乾いてきたらたっぷり与える |
| 収穫までの目安 | およそ2〜3か月程度を想定 |
20〜25日後、芽が出てきた
植え付けから20〜25日ほど経つと、土の表面から芽が顔を出してきました。
袋の中の深い位置から芽が伸びてきたため、土の上に出てくるまで少し時間がかかった印象です。
それでも、土の中から芽が出てきた瞬間はかなりうれしいものでした。
初めてのポテトバッグ栽培だったので、本当に発芽するのか少し不安もありました。
その分、小さな芽が見えたときには「ちゃんと動き始めた」と感じられました。

35日後、芽がぐんぐん育ってきた
芽が出てから10日ほど過ぎると、ポロシリの地上部はぐんぐん伸びてきました。
植え付けから数えると、約35日ほど経ったころです。
奥の方の株はかなり成長していて、葉も広がってきました。
一方で、手前側はまだ芽が出てきたばかりのような状態でした。
同じ袋に植えていても、種芋ごとに成長のタイミングに差が出るのが面白いところです。

49日後、さらに大きく成長してきた
49日ほど経つと、地上部はさらに大きくなってきました。
芽が出てからしばらくすると、一気に葉が増え、ジャガイモらしい株の姿になっていきます。
この間、特別な肥料は与えていませんでした。
それでも、ポテトバッグの中でしっかり育っていく様子が見られました。
袋栽培でも、地上部の変化を見ているとかなり育っている実感があります。

61日後、倒れそうになったので支柱で支えた
61日ほど経つと、地上部はかなり大きくなっていました。
1〜2か月ほどで、ここまで育つのかと驚いたのを覚えています。
ただ、下の方は少ししなしなしてきていて、株全体も倒れそうになっていました。
成長しすぎたのか、茎が横に倒れそうだったため、支柱を立ててサポートすることにしました。
ポテトバッグ栽培は手軽ですが、地上部が大きくなると支えが必要になることもあると感じました。

ケロちゃメモ
袋栽培でも、地上部が大きくなると倒れやすくなることがあるんじゃ。育ってきたら、株の姿勢も観察しておくとよいんじゃケロ。
97日後、梅雨入り前に収穫してみた
植え付けから97日ほど経ったころ、収穫することにしました。
このときは植えた時期が少し遅く、梅雨にも差し掛かりそうだったため、梅雨入り前に収穫してしまうことにしました。
収穫期の目安になりそうな変化も見られていたので、少し早いかもしれないと思いつつも、試しに掘り上げてみました。
収穫前の全体写真は残せていませんが、茎を抜いたあと、土の中を確認してみました。
すると、無事に新しいジャガイモができていました。


収穫量は少なめだったが、初めてとしては面白い結果だった
今回、種芋は2個植えました。
そして、最終的に収穫できたジャガイモも2個でした。
正直、収穫量としてはかなり少なめです。
ただ、種芋よりは少し大きいジャガイモができていたので、初めての袋栽培としては「まずは成功」と考えることにしました。
多収を目指すなら、植え付け時期、水やり、日当たり、土の状態、追肥など、見直せるところは多そうです。
それでも、ポテトバッグだけで発芽から収穫まで一通り体験できたのは、かなり面白い経験でした。
「袋でも本当にジャガイモが育つのか」という疑問に対して、自分の手元で収穫まで見られたことが一番の収穫だったと思います。
この栽培が、その後のポロシリ栽培の始まりになった
今回のポテトバッグ栽培は、ポロシリ栽培の最初のきっかけになりました。
このあともポロシリ栽培を続けていく中で、後の栽培で収穫した芋の一部を種芋用に残しておくことにしました。
その保存していたポロシリが、春前にはしわしわ・ぶよぶよになり、白い芽が長く伸びた状態になっていました。
普通なら処分を考えるような状態でしたが、実験として植えてみたところ、発芽し、小粒ながら収穫までたどり着くことができました。
その記録はこちらの記事にまとめています。

家庭菜園の「次につながる」面白さ
今回のポロシリ栽培は、収穫量だけで見ると少なめでした。
それでも、栽培としてはかなり面白い経験になりました。
ホームセンターで見つけた種芋を植え、ポテトバッグで育て、発芽し、成長し、収穫する。
さらに、その収穫物を翌年の実験につなげる。
この流れを見ると、家庭菜園は「一度収穫して終わり」ではなく、その後の観察や次の栽培にもつながっていくのだと感じます。
eco-garden-labでは、こうした「植物を次につなぐ」観察記録もまとめています。

まとめ
今回は、ポテトバッグを使ってポロシリを袋栽培した記録をまとめました。
ホームセンターで見つけたポロシリの種芋を、ポテトバッグに植え、20〜25日ほどで発芽を確認しました。
その後、35日、49日、61日と地上部が育ち、97日後には梅雨入り前に収穫しました。
収穫量は、種芋2個に対して収穫2個と少なめでした。
それでも、初めてのポテトバッグ栽培として、発芽から収穫まで一連の流れを見られたことは大きな経験でした。
さらに、このポテトバッグ栽培は、その後も続けたポロシリ栽培のきっかけとなり、後のしわしわ種芋実験にもつながっていきました。
家庭菜園では、収穫量だけでなく、そこから次の観察につながる流れも面白いと感じます。


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