種から育てていたネモフィラが、今年はたくさんの花を咲かせてくれました。
最初は小さな芽だったものが少しずつ広がり、気づけば青い花が次々と開花。
種から育てた分、最初の一輪が咲いたときだけでなく、株いっぱいに花が増えていく様子にも大きな達成感がありました。
そして今回、育てながら気になったことがひとつあります。
それは、3号サイズのポリポットで育てた株と、6号サイズのプランターで育てた株で、茎の長さや株の広がり方に違いが見られたことです。
さらに開花期が終わったあとには、乾いた果実のような部分から、ネモフィラの種と思われる黒い粒も採ることができました。
今回は、種から育てたネモフィラの開花、容器による育ち方の違い、花が終わったあとの種採りまでを観察記録としてまとめます。
この記事は、家庭で種から育てたネモフィラの観察記録です。
3号ポリポットと6号プランターでは育ち方に違いが見られましたが、日当たり、水やり、株数などを完全にそろえた比較実験ではありません。
容器の大きさだけが原因とは断定せず、今回の栽培環境で見られた違いとして記録しています。
種から育てたネモフィラがたくさん咲いた
今回のネモフィラは、苗を購入したものではなく、種をまくところから育てました。
発芽したばかりのころは小さな苗でしたが、少しずつ茎や葉を伸ばし、春になると青い花が咲き始めました。
最初の一輪が咲いたときもうれしかったのですが、花数が増えてくると株全体の印象が大きく変わりました。
白い中心から外側へ向かって広がる青色がきれいで、花が増えるたびに鉢の周囲が春らしい雰囲気になっていきます。
特に大きく育った株は、茎が横へ広がるように伸び、その先にいくつもの花を咲かせました。
種から育てた植物が、ここまで花を咲かせてくれたことに、苗から育てるときとは少し違った達成感を感じました。

ケロちゃメモ
小さな種から育てた花が次々と咲くと、最初の芽が出たころを思い出すんじゃ。育ってきた時間も含めて楽しめるのが、種まき栽培の面白さじゃケロ。
3号ポリポットと6号プランターで育ち方に違いを感じた
今回、特に気になったのが、育てていた容器による見た目の違いです。
ネモフィラは、次の2種類の容器で育てていました。
- 3号サイズのポリポット
- 6号サイズのプランター
6号プランターで育てたネモフィラは、茎が長く伸び、株全体が横へ大きく広がっていました。
花数も多く、全体としてふわっと広がるようなボリュームのある姿になりました。
一方、3号ポリポットで育てたネモフィラは、6号プランターのものと比べると、茎の伸びや株の広がりが控えめでした。
こちらも花は咲きましたが、全体としてコンパクトにまとまった印象です。
同じネモフィラでも、育てる場所によってここまで見た目に違いが出たことは、今回の観察で特に興味深かった点でした。

なお、今回は容器以外の条件を完全に統一した比較ではありません。
そのため、「6号プランターだから必ず大きくなる」とは言い切れませんが、少なくとも今回の環境では、容器が大きい株のほうがよく広がって見えました。
なぜ育ち方に差が出たのか考えてみた
今回の違いには、容器の大きさや土の量が関係していた可能性があります。
土の量に余裕があった
6号プランターは、3号ポリポットより多くの土を入れられます。
土の量が多ければ、根を張れる範囲だけでなく、水分や養分を保持できる量にも余裕が出やすかったのかもしれません。
根を伸ばせる範囲が広かった
地上部の茎や葉が広がるためには、土の中で根を伸ばせる場所も必要です。
6号プランターでは、3号ポリポットより根を張れる空間に余裕があり、それが株の広がり方に影響した可能性もありそうです。
小さいポットは乾きやすかった可能性がある
小さなポットは扱いやすい一方で、入っている土が少ないため、環境によっては乾燥しやすくなります。
水切れの起こりやすさの違いが、少しずつ茎の伸びや花数に影響していた可能性も考えられます。
ただし、日当たりや水やり、発芽した株数なども違いに関係している可能性があります。
今回の観察だけで原因をひとつに決めることはできませんが、次回は条件をできるだけそろえて比較すると、より分かりやすい結果になりそうです。
ケロちゃメモ
見た目に違いがあっても、鉢の大きさだけが原因とは限らないんじゃ。日当たりや水分、株数なども記録しておくと、次の栽培で比べやすくなるんじゃケロ。
小さいポリポットにも育てやすさがあった
今回の結果だけを見ると、6号プランターのほうが大きく育ったように見えます。
ただし、3号ポリポットで育てることにも良い点がありました。
- 狭い場所にも置きやすい
- 移動させやすい
- 一株ずつ管理しやすい
- 複数の条件を比較しやすい
- コンパクトな姿で花を楽しめる
ベランダや限られたスペースで育てる場合は、小さなポットのほうが扱いやすい場面もあります。
一方で、株を大きく広げ、花数の多い姿を楽しみたい場合は、少し大きめの容器を用意する方法もよさそうです。
開花後に小さな乾いた果実が残った
花の時期が終わると、株は少しずつ茶色く枯れ込んでいきました。
花がなくなったあともそのまま様子を見ていると、細い茎の先に、小さな乾いた果実のような部分がたくさん残っていました。
花が咲いていたころとは大きく姿が変わり、一見するとそのまま枯れて終わったようにも見えます。
しかし、乾いた部分をよく見ると、中に何か入っているようでした。

果実を開くと、黒い種らしき粒が入っていた
乾いた果実のような部分を開いてみると、中から黒い小さな粒が出てきました。
見た目からすると、ネモフィラの種と思われます。
花が終わったあとに、こうした粒が作られていたことを実際に確認できたのは、今回の栽培で大きな発見でした。
ただし、粒を採ることができても、実際に発芽する力が残っているかどうかは、まいてみるまで分かりません。
今回は「種と思われる粒を採るところまで」を確認できた観察として記録し、次回はこの種をまいて発芽するか試してみたいと思います。

ケロちゃメモ
花が終わったあとも、そのまま見守ると種につながる変化が見えてくるんじゃ。採れた粒が発芽するかどうかは、次の観察のお楽しみじゃケロ。
花を楽しんで終わりではなく、次の栽培へつなげたい
ネモフィラは青い花の印象が強く、これまでは花が咲いている時期にばかり目が向いていました。
しかし、種から育て、開花し、花が終わり、果実の中から種らしき粒が出てくるところまで観察すると、植物の一生を少し追えたように感じます。
花を楽しんで終わりではなく、採れた種を次の栽培へつなげられるかもしれないところにも、種から育てる面白さがありました。
来年は今回採れた種をまき、実際に発芽するのかを観察してみたいと思います。
その際は、3号ポリポットと6号プランターで、土や株数、置き場所などの条件をできるだけそろえて育てると、容器による違いもさらに比較しやすくなりそうです。
植物を次につなぐ観察記録
eco-garden-labでは、家庭菜園で見つけた水挿し、ランナー、採種、発芽などの「植物を次につなぐ」観察記録もまとめています。
ネモフィラも、種まきから開花し、再び種へとつながっていく植物として、その流れに加わりました。

まとめ
今回は、種から育てたネモフィラの開花から、容器による育ち方の違い、花後の種採りまでをまとめました。
種から育てたネモフィラは、春になると青い花を次々と咲かせ、見応えのある姿になりました。
3号ポリポットと6号プランターを比べると、今回の環境では、6号プランターで育てた株のほうが茎を長く伸ばし、全体も大きく広がっていました。
ただし、容器以外の条件を完全にそろえた比較ではないため、鉢の大きさだけが原因とは断定できません。
また、開花期が終わったあとには、乾いた果実の中から黒い種と思われる粒を採ることができました。
この粒が実際に発芽するかどうかは、次回の観察課題です。
ネモフィラは、花の美しさだけでなく、容器による育ち方の違いや、種から次の栽培へつながる過程まで楽しめる、観察しがいのある植物だと感じました。

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