家庭菜園で育てているバジルが大きくなってくると、「この脇芽を切って増やせないかな?」と思うことがあります。
私も、以前購入したスイートバジルがだいぶ成長し、鉢からはみ出すほど元気になってきたため、伸びてきた脇芽をカットして、水に挿してみることにしました。
今回は、バジルの脇芽を水に挿して、本当に根が出るのかを試した実体験をまとめます。
実際にやってみると、数日では変化がわかりにくいものの、1週間ほど経つと白い根が出てきて、植物の生命力を感じる面白い観察になりました。
この記事では、バジルの脇芽をカットする位置、水挿しのやり方、発根までの様子、土に植えるか水耕で育てるかの考え方を、写真付きで紹介します。
・バジルは挿し木で増やせるのか
・脇芽をカットする位置の考え方
・カットしたバジルを水に挿す方法
・発根までに気をつけたいこと
・水挿し後に土へ植えるか、水耕栽培で育てるか
バジルは挿し木で増やせる?
結論から言うと、バジルは脇芽をカットして水に挿すことで、根が出る場合があります。
今回も、成長したスイートバジルの脇芽をカットして水に挿したところ、しばらくして白い根が出てきました。もちろん、時期や株の状態、管理環境によって結果は変わると思いますが、家庭菜園の実験としてはかなり面白い方法です。
種から育てるのとは違い、すでに成長している株の一部を使うので、うまく発根すれば比較的早く子株のように育てられる可能性があります。
ケロちゃメモ
バジルは成長が早いから、観察していると変化が見えやすいんじゃ。脇芽を使った水挿しは、家庭菜園の小さな実験にぴったりじゃケロ。
今回試したバジルの状態
今回使ったのは、苗で購入して育てていたスイートバジルです。
購入した当初はそれほど大きくありませんでしたが、しばらく育てているうちに草丈が伸び、節や脇芽もはっきり見えるようになってきました。鉢のサイズに対して少し窮屈そうにも見えたため、本来であれば鉢増しを考えるタイミングだったかもしれません。
ただ今回は、伸びてきた脇芽を利用して、バジルを増やせるかどうかを試してみることにしました。

バジルの脇芽をカットしてみた
バジルを増やすために、伸びてきた脇芽をカットしました。
今回カットしたのは、節の近くから伸びていた部分です。どこを切るか迷いましたが、葉がついていて、水に挿したときに根元をしっかり水に浸けられそうな部分を選びました。
カットするときは、できるだけ茎を傷めすぎないように意識しました。切ったあとの親株も引き続き育てるため、切りすぎないことも大事だと感じます。

ケロちゃメモ
カットする場所を写真で残しておくと、あとから見返しやすいんじゃ。家庭菜園も観察記録にすると、次の育成に活かせるんじゃケロ。
カット後の親株の様子
脇芽をカットしたあとの親株は、少しすっきりした印象になりました。
バジルは成長が早いので、伸びすぎた部分を切ることで風通しがよくなったり、株全体の形を整えたりする意味もありそうです。ただし、一度に大きく切りすぎると株への負担もありそうなので、様子を見ながら少しずつ試すのがよいと感じました。
今回のように、カットした部分をそのまま捨てずに水挿しへ回せるのは、家庭菜園の楽しみのひとつです。

カットしたバジルを水に挿す
カットしたバジルは、根が出るか確認するために水に挿しました。
今回はペットボトルではなく、家にあったガラス容器を使っています。透明な容器は根の様子を確認しやすい一方で、直射日光が当たると水温が上がりすぎたり、藻が出やすくなったりする可能性があります。
そのため、容器にはアルミテープを巻き、直射日光が当たりにくいようにしました。また、根腐れ防止を期待して、底にゼオライトを少量入れています。

水挿し中は水切れに注意
水に挿したあとは、根が出るまでしばらく様子を見ます。
このとき注意したいのが、水切れです。置いている場所や気温によっては、思ったより水が減っていることがあります。実際に見てみると、「あれ、水が少ない?」と感じることもありました。
バジルの根元が水に浸かっていないと、発根する前に弱ってしまう可能性があります。毎日じっくり観察する必要まではありませんが、数日に一度は水の量を確認して、足りなければ足すようにしました。

ケロちゃメモ
水挿し中は、水切れに注意じゃ。気づいたら水が減っていることもあるから、こまめに見るのが大事じゃケロ。
1週間ほどで白い根が出てきた
バジルを水に挿してから、1週間ほど経ったころに様子を確認すると、根元から白い根が出てきていました。
最初は本当に根が出るのか半信半疑でしたが、実際に白い根を見つけるとかなりうれしいものです。水に浸かっていたため、引き上げたときには根がまとまって見えましたが、よく見ると複数の細い根が出ていました。
この段階まで来ると、水挿しはひとまず成功と考えてよさそうです。あとは、このまま水で育てるのか、土へ植え替えるのかを考える段階になります。

ケロちゃメモ
白い根が出てきたら成功のサインじゃ。ただし、根はまだ傷みやすいから、植え替えるときはやさしく扱うんじゃ。
水挿し後は土に植える?水耕栽培で育てる?
根が出たあとは、そのまま水耕栽培のように育てる方法と、土に植え替えて育てる方法があります。
今回、私はある程度根が出てきたあと、水耕栽培ではなく土に植え替えて成長を確認していくことにしました。実際に試した感覚では、土に植えたほうが成長の勢いは出やすいように感じました。
一方で、水耕栽培で育てる場合は、水だけでは栄養が不足しやすい印象です。液体肥料、光、水の管理などを整えれば育てられる可能性はありますが、ただ水に挿しているだけだと、成長速度はゆるやかになりやすいと感じました。
どちらが正解というより、目的によって使い分けるのがよさそうです。
- 手軽に発根を確認したい:水挿し
- その後しっかり育てたい:土に植え替え
- 室内で観察しながら育てたい:水耕栽培も検討
バジルを水挿しで増やすときの注意点
今回の体験から、バジルを水挿しで増やすときに気をつけたいと感じた点をまとめます。
まず、水切れには注意が必要です。水の量が減っていると、茎の根元が水に浸からず、発根前に弱ってしまう可能性があります。
次に、直射日光の当てすぎにも気をつけたいところです。明るさは必要ですが、容器内の水温が上がりすぎると状態が悪くなることもありそうです。
また、根が出たあとも、すぐに雑に扱わないことが大切です。出てきたばかりの根はまだ細く、傷みやすい印象があります。土へ植え替える場合は、根を折らないようにやさしく扱うのがよさそうです。
今回使ったもの・あると便利なもの
今回の水挿しで使ったものや、バジルの栽培を続けるときにあると便利なものをまとめました。
水挿し用のガラス容器
根腐れ防止剤
バジル苗・バジル種
液体肥料
植物活力剤
まとめ
今回は、苗で購入したスイートバジルが成長してきたため、脇芽をカットして水に挿し、発根するかどうかを試してみました。
結果として、1週間ほどで白い根が出てきて、バジルは水挿しでも増やせる可能性があることを実感できました。
やってみて感じたポイントは、次の通りです。
- 成長したバジルの脇芽を使う
- カットした茎の根元を水に挿す
- 水切れに注意する
- 直射日光や水温に気をつける
- 根が出たら、土に植えるか水耕で育てるかを考える
水に挿して根が出る様子は、家庭菜園の中でもかなり観察しやすく、変化が見えて楽しい実験でした。
バジルを育てていて、脇芽が伸びてきた方は、剪定を兼ねて水挿しに挑戦してみるのも面白いと思います。


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